■ 玄関に本棚をつくる

京都女性建築士 池田デザイン室 Making

耐震リフォームのS様邸での造作家具です。
とてもすっきりと暮らされておられるS様ですが、ひとつ悩みのタネが。
それは、ご主人の本。
さすがにご主人のものなので、捨てるのもできず、押入れの下段や収納が空いているお部屋にしまっておられました。 押入に入っていても、どんな本があるかも分からないし、結果見ないことになるので、
「すべてまとめて、見やすくしたい。」
そして、
「お孫さんが来た時に、おばあちゃんの家は玄関に本棚がある!」
と思い、そのことを将来も覚えていてほしい。
とのことで、この本棚のデザインに至ったのでした。

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もともとの玄関。

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が、こうなりました。
お手持ちの本がどれくらいあるかをお聴きし、本棚スペースを確保。
玄関らしく、飾るカウンター部分と最小限の下足収納部をとりました。
紺色のスツールは池田デザイン室からのプレゼント。
玄関に椅子があると、靴を履いたり、荷物を置いたり便利ですし、
ちょこっと本棚から出した本を見るのにも便利です♪

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今回の面材はオーク突板です。
カウンターの背面には、ステンレスパネルを。
シャープなデザインがお好きということで、バイブレーション仕上げのステンレスパネルを使いました。

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玄関収納の下足入れ部分は、必要なスペースだけ。

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後日、伺ったら、ばっちり本が入っていました。
想像していた暮らしの様子を実際に見せていただく時が、この仕事の一番シアワセな時です。

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ご主人さまの本の中で、表紙を見せるのに一番よさそうな本を探して、飾られていました。
美術書で、とてもかわいらしい金魚の絵です。
少しスペースがあまったそうで、また増えても対応できますね。
玄関が、本棚をつくることでプラスの要素を吹き込まれ、
魅力的なお部屋になった感じがします。
「玄関はこうでなくてはいけない」という固定概念にとらわれずに、自由な発想で暮らすこと
これって、本当に大切だなぁと改めて感じた次第です。