MAKING

リビングボードをつくる

もともとはこんな感じのお部屋でした。 新居に引っ越されてからも、ほとんど家具は購入されず。 賃貸のお住まいですが、交通の便もよくて住み心地もよいからずっと住んでいたいということで、インテリアコーディネート提案の依頼を受けました。
ヨーロッパなどに住まわれたこともあるSさま。子供がのびのびと過ごせるようなヨーロッパの暮らしに触れ、日々TVを意識せずに暮らせるよう、TVが収納できる家具がよいとのこと。また、子供のおもちゃや衣服、絵本、大人の本、ステレオ、などリビングで使うほとんどのものを収納できることがご希望でした。 お子様はまだ小さいですが、将来勉強するコーナー、大人も物書きに使えるワークコーナーはこちらからご提案させていただきました。
現地調査では、寸法やコンセントの位置もしっかりチェック。
家具を製作するための家具図面を描いていきます。
ワインが好きで、「葡萄」のデザインをどこかに入れたいとのことで、アイアンで葡萄のパーティションをデザインしました。
先行して、葡萄のアイアン飾りができました！
家具工場へ納品前の検査です。 こまかな納まりについて、職人さんと打ち合わせ。
納品日、いろいろなパーツが所狭しと並べられています。
据え付けの途中。 一番わくわくする瞬間です。
グリーンの壁も光を吸収して、とても素敵です。
箱部分は設置完了。中央にTVが入ります。 あとは家具の扉です。
扉設置後。引違扉の細かな調整中。
TVを据え付けたところ。配線も納まりました。 買い替えられても大丈夫なように、少し大きめになっています。
完成後の写真。
ワークスペース部分。 正面はファブリックのパネルを入れ込みました。 生地を変えることもできるようにとりはずし可能になっています。 また、掲示板としても使えるように、基材にコルクを貼っています。 ここで、試験勉強をされたそうですが、壁に向かうと集中できたそうです。

造作家具デザイン：池田デザイン室
造作家具製作：栗原木工
アイアン飾り：Factory-Roots.


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