CONCEPT
広さを感じる空間づくり
日本の住まい環境としてもそうですが、 特に都市部の住まいはそれほど広くない敷地に沢山の要素が詰め込まれていきます。
限られた敷地の中で広さを増やすことはできません。限られた面積をどう有効に使ってプランニングするのか、何度もプランニングをし、その面積配分を考えていきます。
しかし、広さは変えることはできなくても、広く見せることはできます。そういう視覚的な工夫をいくつも設けることで、実際の広さよりも広く感じる空間にすることができます。そのいくつかの例をご紹介します。
視界の抜け
上の図をご覧下さい。上は実際の広さです。この案件「11坪の居心地HOME」は建坪が11坪の小さなおうちです。
一番広くしたいリビングダイニングもそれほどの面積を取れません。しかし、それを補うように、視界の抜けを設けています。玄関、庭、前面道路までも、見えるように空間構成することで、現実の広さ以上の広さ感を感じることができます。
空間を想像する
左の写真のように、空間の終わりが見えないことで、 人は空間の続きはどうなっているのだろうと無意識に想像します。
通常、空間の続きが見えないということは、視覚的には「広い」ということを指しますから、 同じように、「続きが見えない=広い」と認識するのだと思います。
一種の錯覚ですが、その効果をうまく利用することで、広く感じることができます。
そのほかにもいろいろな視覚効果を組み合わせることで、実際の空間より広く、のびのびとした空間をご提案しています。
1.家族の気配を感じる間取り
2.暮らしやすい収納と間取りの工夫
3.本物志向の素材選び
その他のこだわりポイント
1.家族の気配を感じる間取り
家族が一緒に暮らす家。
自然と、親子・夫婦のコミュニケーションがとれるような、家族が仲良くなれる家を提案しています。
2.暮らしやすい収納と間取りの工夫
片付けや掃除、家事など、すっきりとした暮らしを実現する収納・間取りの工夫は
母・女性ならではの視点で提案します。
3.本物志向の素材選び
家は人生の中で多くの時間を過ごす場所だからこそ、居心地のよい空間であってほしい。
触れるもの、見るものは素材にこだわってご提案しています。
その他のこだわりポイント
その他にも家族の大切な時間を過ごす場所だからこそ、たくさんの想いをもって設計しています。