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その後の暮らしと声 CASE*02 〜インテリア相談 京都市T様邸

インテリア相談

T様は、何度か講座においでいただきましたご縁でインテリア相談のご依頼を受けました。そして、今も交流させていただき、嬉しく思っております。インテリア相談にご依頼をくださる方は、LDK廻りの悩みをお持ちの方が多いのですが、
T様のインテリアのご相談は、ご主人が使われている和室についてでした。
一昔前の間取りでは、客間のような和室がよくあります。しかしながら、和室をうまく活用されておられる方は少ないように思いますし、床の間は、飾る場所ではなく収納場所になってしまっていることもよく見かけます。家具のレイアウトと床の間や押入れの収納の仕方などについてアドバイスさせていただきました。

自分にはない発想で、アイデアを教えていただいたところ。池田デザイン室一級建築士事務所 その後の暮らしと声02
とても狭い一室の整理についてだけでしたが、レイアウトをささっと描いていただいたことも
単純にうれしかったです~。

(→ありがとうございます。自分の家は特に固定概念で考えてしまうところがあるので、客観的にみることも必要かなと思います。)

モノが多いのは、すっきり暮らしたいと思う私以外の家族のせい、と思っていましたが
案外、そうでもなかった。
モノが多くても断捨離できるかどうかの判断が大切、と思うように。。

(→そうですね、収納も多ければ多いほどいいものでもなくて、やはり管理できる量かどうかという点が大切だと思います。)

相談したのは主人の部屋だけでしたし、きちんと片付いたので満足です。 ただ、家全体には子供も成長してきて、暮らし方に変化が出てきたのでお悩みだらけです(笑)

(→子供の成長やライフスタイルの変化によって、家のかたちも変わってくると思います。変化できる余白をもっておくことも大切だと思います。)

いいえ。
心の満足度が高かったので、いくらかも忘れてました。それよりも、家の新築・リフォームならともかく、あんな狭い一室のために遠いところきていただいたことが申し訳なく思いました。でも、初めてお会いしたときからとても気さくで、「いろいろ聞いてみてもいいんだ~」と思わせてくださいました。
建築士の方に相談するなんて、ものすご~いお金持ちの人だけができること、と思っていましたから。

(→そうですか、建築士に相談するのは、敷居が高いと思っておられる方も多いですね。こうして住まいの悩みをおうかがいすることで、設計で大切な生活者の声をいただいています。そのことをヒントにこれからの住まいづくりに生かしていけたらと考えています。)