CONCEPT

自分の「好き」をつくる

居心地とは?
「居心地がいい」ってよく使う言葉ですが、実際にはどんなことをさしているのでしょう。居心地がいいというのはいろんな条件が重なり合ってはじめて感じるものだと思います。

空気感、清潔感、広さ感、などの建物のベースがあって、なおかつ、自分の「好き」があるか。居心地がよいための条件の、まずはベースの部分をしっかりと暮らしに沿うように設計していくことが大切だと思います。

自分の「好き」があるか
人生を過ごす家・インテリアが好きかどうか これってとっても大切だと思います。

どんなに素敵な住まいでも、「好き」でなければそこで暮らすご家族にとっては意味のないこと。

カーテン、椅子、ソファ、照明器具、壁にかける絵、使う食器、掛け時計などなど、自分の「好き」なものに囲まれて生活するって心を豊かにしてくれます。

ご家族の暮らしと、その愛しい暮らしの道具ひとつひとつが映える器が「家」なのだと思っています。人生を「好きな人」「好きなもの」に囲まれて送ることって、とても贅沢なものでもあり、シアワセなこと。

その家族、ひとつひとつにある「住まいのかたち」を一緒に考えていくことが設計者なのかなと思います。 そのお手伝いができれば幸いです。