CONCEPT
家事のしやすい間取り
料理・掃除・洗濯など忙しい主婦(主夫)の毎日をサポートできるような動線や収納場所の確保など「家事のしやすい間取り」をご提案しています。
奥様のプランニングのご要望は、洗面に行く2WAY動線をとることでした。
2WAY動線をとることで、家事の負担を軽減することができます。キッチンから洗面室に入ってすぐに洗濯機があるので、 すごく便利です。
そして、パントリーは主婦以外の家族でも入りやすい位置に。
「今夜お鍋にするから、コンロとって~」と言っても、調理の邪魔にならずに取りに行くことができます。
また、ダイニング横には家族のワークスペースを。
PCコーナーとしても、ちょこっとした書きものにも便利です。
この図面は以前ご提案したプランニングの物干しの部分です。
(このお宅はかなり敷地に余裕があるお住まいだったので、各スペースは結構広めの設定になっています。) このお宅はこのプラン上以外に、もうひとつ来客用のトイレがありますので、この水回りと物干し場は家族のプライベートスペースとなっています。
この物干しは西に面しています。(余談ですが、西面というのは、西日がキツイので、 私が設計する場合は収納を作ったり、窓を小さめにしたり、断熱には特に気を使います。 浴室などは、冬場に冷えにくいので、高齢者がいる場合などはおすすめです。)
物干し場は洗面室の洗濯機置き場から直接出られるようになっていますので、洗濯を干すのにとっても便利です。
また、トレーニング器具で運動されるので、そのスペースも設けました。
物干し場は屋根を付けているので、よほどの大雨でない限り雨がかかることはないですが、梅雨時期など湿気の多い時期には、ジムスペースに室内干しができるようにと考えました。
また、主寝室のWIC(図面左側)にも面していて、 そのまま主寝室に洗濯物を取り入れたり、布団を干したりすることができます。
こういうスペースがあると、こころおきなくお客様を招いたり、庭や空を眺めたり、くつろいだりすることができますよね。後から、こうしたスペースってなかなかつくることができないものだから、 設計時にはぜひ考えておきたいものですね。
家族が一緒に暮らす家。
自然と、親子・夫婦のコミュニケーションがとれるような、家族が仲良くなれる家を提案しています。